キャラクター作成方法
- キャラクターの作り方
- 年表
- なぜ年表を作るのか
- 年表を作るための質問
- Lv.1
- Lv.2
- Lv.3 10~20歳
- Lv.4 20~30歳
- 年表をどう使うのか
- 仕事関係
- 個人的な人間関係
- プライベートなこと
- 人物の幅を広げるには
- 実地リサーチ
- 資料リサーチ
- 年表まとめ
キャラクターの作り方
キャラクターを作る方法はたくさんあると思うので自分にあった方法を見つけることが重要です。以下の例を参考に自分が一番考えやすい方法を見つけてみてください。
- 思いついたらメモする
- 性格について細かいリストを作る
- キャラクターの特徴をカードにメモして並べる
- キャラクターの行動を図式化する
- 新聞や雑誌の写真を参考にする
- 仕事場など常に身の回りの見える場所に写真を置いておく
- 特定のモデルや俳優をキャラのモデルに使う
- 年表を作る
年表
なぜ年表を作るのか
年表を作ることによって、キャラの人格形成など行動や言動に影響を与えるものを見える化することができます。性格や人格は、人生経験の積み重ねによって形成されるので、俳優も役作りのために自分で年表を作ることもあるそうです。
年表を作ることによって、作ったキャラクターに思うように行動させたり、会話させやすくなります。
年表作成がうまくいかないときは、そのキャラクターになりきって、私は…と一人称で書いてみるのも良いかもしれません。
年表を作るための質問
Lv.1
- キャラクターは男か女か
- 何歳か
- どこに住んでいるか
- 一人っ子か、兄弟はいるか
- 兄弟関係はどうか
- 悪戯っ子か、引っ込み思案か
- 素行に問題があったか
- 友達がすぐできる性格か(明るく社交的又は恥ずかしがり屋で内向的)
Lv.2
- 両親の職業は何か
- 家庭は貧しかったか、中流階級だったか
- 両親は離婚はしているか
- 離婚しているならばどちらの親に育てられたか
- 虐待はあったか
- 祖父母、祖父祖母はどうか
- 両親は正社員だったか
- 暮らし向きはどうだったか
- 両親はどんな犠牲を払っていたか
Lv.3 10~20歳
- どんな友達がいたか
- 何に興味を持っていたか
- 部活動は何か
- 運動は好きだったか
- 社会や政治に関心はあったか
- 性体験はどうか
- 初恋の人はどんな人か
- 同級生との関係はどうか
- アルバイトはしていたか
- 兄弟関係はどうだったか
- 他人に嫉妬や敵意を抱くことはあったか
- 親子関係はどうだったか
- どのような高校生活を送ったか
- 教師との関係はどうか
- 尊敬する人物はいたか
- 尊敬する人物からどんな影響を受けたか
- 精神的にトラウマになるような出来事はあったか
- 疎外感を感じていたか
Lv.4 20~30歳
夢と現実が衝突し、様々な葛藤が生まれる時期
-
大学には行ったか
-
大学はどこで、専攻は何か
-
どんな夢や希望を抱いていたか
-
真面目に勉強したか、遊んでばっかりだったか
-
成績はどうだったか
-
大学時代に興味は変化したか
-
恋愛はどうだったか
-
付き合った人数はどれくらいか
-
政治活動には参加したか
-
アルバイトはしたか
-
卒業後はどうしたか
-
就職は楽だったか
-
結婚して落ち着いたか
-
どう生きるべきか悩んだりしたか
年表をどう使うのか
作った年表を使うとキャラクターの暮らしについて考えやすくなります。
仕事関係や個人的な人間関係、プライベートなことなど。
以下の例を考える参考にしてみてください。
仕事関係
- キャラクターの仕事は何か
- 上司との関係はどうか
- うまく行っているか、無視されたりしているか
- 勤続年数はどれくらいか
- 同僚との人間関係はどうか
- 仕事を始めたのはいつか
- 仕事はどこに勤めたのか
- 新卒か、中途採用か、アルバイトか
- 上司とキャラの関係がギクシャクする要因はあるか
個人的な人間関係
- 独身なのか、結婚しているのか
- 離婚しているか、死別しているか、別居中か
- 夫婦関係は冷め切っているか
- 結婚しているなら、誰と、何年くらいか
- 出会ったきっかけや場所はどこか
- 幸せな結婚生活を送っているか
プライベートなこと
- 一人の時に何をするか
- 趣味は何か
- ジョギングやエクササイズやヨガなどはするか
- 大学の公開講義をするか
- 料理をするか
- 日曜大工をするか
- 絵を描くか
- ガーデニングをするか
人物の幅を広げるには
そのほかにキャラに深みを出すにはリサーチをする方法があります。 実地リサーチと資料リサーチです。
実地リサーチ
- 実際に人に会って考えや気持ち、経験や背景知識を聞く
- Googleやタウンページなどから現場の声を聞ける場所を探す
- 工場の経営者や設計者、工場で働く従業員と話してみる
聞きたいと思う質問をリストにして、話の内容や印象を記録するためのレコーダー(スマホでも良い)やノートを持って行くと良いです。
個人的な制作物だとここまでする必要もないかもしれないです。
資料リサーチ
- 図書館や博物館、研究機関に行って本や新聞、雑誌の記事を調べる
- 目次を見て内容は面白そうか、使えそうか、何章か呼んでみる
- 読みやすいか
- テーマを理解するのに役立ちそうか
- 十分に詳しい内容か
年表まとめ
キャラの年表やリサーチをすることによってキャラクターがどんな思いや考えでその行動をするのか、どんな言葉を話すのかなど、考えやすくなると思います。
どうすれば的を射た会話ができるのかなど迷っている時におすすめの方法です。会話はそのキャラの人物像を表す1つの手段です。人物像がしっかりしていれば思うような会話ができるようになると思います。